- 旅行中にホテルの備品を壊してしまった場合
- 旅行中に他人にケガをさせてしまった場合
等
(注)上記事例でも法律上の損害賠償責任が発生しない場合等、事故状などにより、保険金をお支払いできないことがありますのでご注意ください。
保険金の種類
賠償責任危険保険金
保険金をお支払いする場合
被保険者が、海外旅行中に偶然な事故により、他人の身体の障害または他人の財物の損壊(紛失および盗難を含みます)について法律上の損害賠償責任を負担することによって損害を被った場合
※ 他人の財物には、次のものを含みます。
ア. | レンタル業者より保険契約者または被保険者が直接借り入れた旅行用品または生活用品 |
イ. | 宿泊施設の客室および客室内の動産(セイフティボックスのキーおよびルームキーを含みます) |
ウ. | 被保険者が滞在する居住施設内の部屋および部屋内の動産(ただし、建物やマンションの戸室全体を賃借している場合を含みません) |
※ 被保険者が責任無能力者の場合には、その親権者またはその他の法定監督義務者を被保険者とします。ただし、保険金のお支払対象となる損害は、その責任無能力者の海外旅行中の行為により他人に加えた身体の障害または財物の損壊について、親権者またはその他の法定監督義務者が法律上の損害賠償責任を負担することによって被った損害に限ります。
お支払いする保険金の額
被保険者が損害賠償請求権者に対して負担する法律上の損害賠償責任の額 | + | 判決により支払を命ぜられた訴訟費用または判決日までの遅延損害金 | - | 被保険者が損害賠償請求権者に対して損害賠償金を支払ったことにより代位取得するものがある場合は、その価額 | - | 免責金額(*) (0円) |
(*)支払保険金の計算にあたって損害の額から差し引く金額で、自己負担となる金額をいいます。
※ 1事故につき、賠償責任危険保険金額が限度となります。
※ 上記算式により計算した額とは別に、損害の発生または拡大を防止するために必要または有益であった費用、示談交渉費用、争訟費用等をお支払いします。ただし、上記算式により計算した額が賠償責任危険保険金額を超える場合、示談交渉費用の一部および争訟費用は、上記算式により計算した額に対する賠償責任危険保険金額の割合を乗じた額をお支払いします。
※ 被保険者が損害賠償請求権者に対して負担する法律上の損害賠償責任の額の決定については、事前に保険会社の承認が必要となります。
保険金をお支払いできない主な場合
(1)次のいずれかによって発生した損害に対しては、保険金をお支払いできません。
- 保険契約者または被保険者の故意
- 戦争、外国の武力行使、革命、内乱等の事変
- 核燃料物質などの放射性・爆発性・有害な特性による事故
- 上記3.以外の放射線照射または放射能汚染
(2)次の損害賠償責任のいずれかを負担することによって被った損害に対しては、保険金をお支払いできません。
- 被保険者の職務遂行に直接起因する損害賠償責任
- 航空機、船舶(原動力が専ら人力であるもの、ヨット、水上オートバイを含みません)、車両(原動力が専ら人力であるもの、ゴルフ場の乗用カート、レジャー目的で使用中のスノーモービルを含みません)、銃器の所有、使用または管理に起因する損害賠償責任
- 他人から借りたり預かった財物のうち「保険金をお支払いする場合」の他人の財物に該当しない財物の損壊に起因する損害賠償責任
- 親族に対する損害賠償責任
など
<用語のご説明>
(注1) | 医学的他覚所見のないものとは、被保険者が自覚症状を訴えている場合であっても、レントゲン検査、脳波所見、神経学的検査、眼科・耳鼻科検査等によりその根拠を客観的に証明することができないものをいいます。 |
(注2) | 感染症とは、感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律(平成10年法律第114号)第6条に規定する一類感染症、二類感染症、三類感染症、四類感染症、新型コロナウイルス感染症(*1)および指定感染症(*2)をいいます。 |
(注3) | 治療とは、医師が必要であると認め、医師が行う治療をいいます。 |
(注4) | 保険価額とは、再調達価額(*3)から使用による消耗、経過年数等に応じた減価額(*4)を差し引いた額をいいます(*5)。 |
(*1) | 感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律第6条第7項第3号に規定するものをいい、病原体がベータコロナウイルス属のコロナウイルス(令和2年1月に、中華人民共和国から世界保健機関に対して、人に伝染する能力を有することが新たに報告されたものに限ります。)であるものに限ります。 |
(*2) | 感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律第7条第1項の規定に基づき一類感染症、二類感染症、または三類感染症に適用される規定と同程度の規定を準用することが政令で定められている場合に限ります。 |
(*3) | 損害が発生した時の発生した場所における保険の対象と同一の構造、質、用途、規模、型、能力のものを再取得するのに必要な金額をいいます。 |
(*4) | 保険の対象が現に使用されている場合で十分な維持・保守管理がされているときは、再取得するのに必要な金額の50%を限度とし、使用されていない場合や十分な維持・保守管理がされていない場合は、再取得するのに必要な金額の90%を限度とします。 |
(*5) | 保険の対象が貴金属、宝玉、宝石、書画、骨董(こっとう)、彫刻物等美術品の場合は、その保険の対象と同等と認められる物の市場流通価額をいいます。 |
<補償対象とならない運動等>
- 山岳登はん(ピッケル、アイゼン、ザイル、ハンマー等の登山用具を使用するもの、ロッククライミング、フリークライミングをいいます)
- リュージュ
- ボブスレー
- スケルトン
- 航空機(グライダーおよび飛行船を含みません)操縦(職務として操縦する場合を含みません)
- スカイダイビング
- ハンググライダー搭乗
- 超軽量動力機(モーターハンググライダー、マイクロライト機、ウルトラライト機等をいい、パラシュート型超軽量動力機を含みません)搭乗
- ジャイロプレーン搭乗
- その他上記1.から9.までに類する危険な運動